~温泉地名の由来~

2020/10/12

こんにちは★

今日は先週と変わってとても暖かいですね^^
でも夏の暑さとは違い少しずつ秋を感じさせる空気に変わってきましたね☆

これからは少しずつ寒くなり冬になります。また風邪などひかぬよう
お体大事にしてくださいね。

今日は冬にも行きたい温泉地名の由来のご紹介をさせていただきます^^

~動物に因んだ地名~
「動物が傷を癒すのを見て発見した」という伝説により名付けられた温泉は全国に
たくさんありますね。

たとえば・・・

【鹿教湯(かけゆ)温泉】・・・・長野県上田市
名前の通り、鹿が教えてくれた湯。矢を射られた鹿が傷を癒すために水浴びを
していたことから、偶然発見されたといいます。

【熊の湯温泉】・・・・長野県下高井郡山ノ内町
手負いの(傷を負った)熊が、この湯で傷を治していたことから命名されたといわれて
いますが、事実、この温泉は熊野の傷が治ったと伝えられるほど、泉質の硫黄が濃厚だそうです。

~泉質に因んだ地名~
温泉水の成分から名付けられたという温泉もたくさんあります。
たとえば・・・

【熱塩(あつしお)温泉】・・・・福島県喜多方市
泉質の塩化物により、塩分濃度の高い湯であることから名付けられました。

【酸ヶ湯(すかゆ)温泉】・・・・青森県青森市
泉質は賛成硫黄泉で、名前の通り、湯は強い酸性だそうです。
しかし、もともとは鹿湯(しかゆ)だったのが、訛って(すかゆ)になったとも
言われています。


~湯の色に因んだ地名~
見た目から名付けられた例もあります。
たとえば・・・

【濁河(にごりご)温泉】・・・・岐阜県下呂市
よく知られる下呂温泉からは遠く離れた秘湯で、泉質の鉄分により湯が茶色く
濁っていることから、この名がつけられました。


【赤湯(あかゆ)温泉】・・・・山形県南陽市
出羽(現・山形県と秋田県)の反乱を鎮圧した源義綱(平安時代後期の武将、八幡太郎義家の弟)により
発見されたといわれ、その戦の際、負傷した家臣たちの血でこの温泉が真っ赤に染まったことから、”赤湯”と
呼ばれるようになったと言われています。


【登別(のぼりべつ)温泉】・・・・北海道登別市
「登別」は、”色の濃い川”を意味するアイヌ語「ヌプル・ペツ」に由来する地名で、勢いよく
湧き出る湯が白く濁っていたことによると言われています。


~ズバリ「温泉」に因んだ地名~
古代、「水」は「み」と呼ばれていました。そのことから、自然に温泉が湧き出るところは
「あたみ(温かい水)」「あつみ(熱い水)」などと名付けられたそうです。

【熱海温泉】・・・・静岡県熱海市
古代の表現になられば、「あたみ」の地名は「温水」となるはずですが、「熱海」の表記が
用いられるようになったのは、熱い温泉が海中から湧き出ていたからだともいわれます。
また、山形県鶴岡市湯温海にある【あつみ温泉】も、もともとは温泉に因んだ地名で温海温泉と
表記されていましたが、「温海」が難読であるため、平仮名表記になっています。










 

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